【5695】時間は敵か?味方か?

2020年8月5日(水)

ノンストップで16年目突入。

連続更新5695日目の超個人的日記です。


灼熱の夏が始まりましたね!

半袖・短パン・ビーサンの夏。

今日は大手町まで

チャリで爆走→打ち合わせです。


◆1%の改善を積み上げる。


JALで国際線のパイロットとしている

緒方くんという同級生に

25年くらい前に聞いた話を

以前よく講演でしていました。


*この事例は他のセミナーでも

似たような内容で語られます。


成田からロンドンのヒースロー空港に向けて

フライトする際、2度方向を間違えると

モスクワに着く。


実際そんなアホな飛行機はいないので

本当かどうかはわかりませんが

要はたった2度の違いでも到着時には

「別の国」にいる、ということです。



セミナーでこういった事例が話される際

参加者の多くが

「えーーっ、たった2度の違いで!!」

と驚かれるのですが、

ポイントは「2度」の方ではありません。


◆時間の積み重ねが勝負を決める。


重要なのは、フライトの時間です。

成田を出てから3分後は

2度の誤差は誤差ではない。


それが1時間、3時間、5時間・・・と

時間を追うごとにどんどん別の方向に

進んでいくことになります。



私たちが現在取っている行動は

どの方向に向かっているでしょうか?



新規行動や、既存改善行動の

数を挙げることはマストです。


そこに「時間」という

レバレッジがかかると、

ゆくゆくは超絶なパワーになります。


よって行動量は

どんなに小さくてもいいので

とにかく数を出す。

そして「時間」という

全員に平等に与えられている

武器を使って、ロングタームで確実に

物事を達成していくことが大事だと考えます。



ある人は現在地(=結果)に焦点を置く。

ある人は現在の軌道(=方向性)に

焦点を置く。


どちらも大事。

でも私の優先順位は

明確に「後者」です。



結果があって行動習慣ができるのではなく

行動習慣があって結果ができる。


習慣は結果に先立つ。


そして、

望ましい習慣は時間を味方につけ、

避けるべき習慣は時間を敵に回す。


時間は刻一刻と積み上がっています。

その時間を

自分の人生の味方につける。


ほんの小さな意識と行動で

いくらでも変えられます。








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