【5633】滑稽なアンケート。

2020年6月4日(木)

ノンストップで16年目突入。

連続更新5633日目の超個人的日記です。


◆面白いメール


以下ご覧ください。どう思います?

(「企業」からのメールです)


いつも大変御世話になっております。

日頃より●●のご利用、誠に有難うございます。

貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、近日中に弊社よりご利用に関する

アンケートをお送りするにあたって、

ご協力頂きたいことがありご連絡いたしました。

大変厚かましいお願いなのですが、

是非その際のアンケートメールにご回答頂きまして、

最初の質問『●●を知人にお勧めしたいですか』に

9点か10点をつけていただけませんでしょうか。

私共の都合で大変恐縮なのですが、

そちらの点数が9点か10点でないと

センタースタッフが「悪い」とみなされてしまいます。

センターの設備やプライス等、スタッフ以外で

ご満足いただけていない点がある場合は、

一度10点をつけていただいた上で、コメント欄にて

詳細をお聞かせいただけましたら幸いに存じます。


〜ここまで〜


<要約>

この後同じ社内から顧客満足のアンケートが来る。

そこに9点か10点をつけてもらわないと

私たちが怒られてしまう。よって取り急ぎ

アンケートに10点をつけてくれ。


これ、しかも

ちょくちょく来るんですよ(笑)

いつも10点をつけて返してます。


◆問題はここから


10点をつけて返してますが

本当は10点ではありません。

でも大人の対応で10点にしてます。


顧客の本当の声は

一切反映されていません。


このアンケートに意味はあるのか?


研修でも同じ。

Q:研修は学びにつながりましたか?

Q:講師の説明はわかりやすかったですか?


この設問自体がアホだと思うんですね。


学びにつながらない研修など

即刻返金対象です。


わかりにくい説明をする講師は

即刻やめてもらったほうがいい。


また、この設問は

大人な対応で通常より

高くつけてくれるものです。


よって「今日の満足度は4.9だ!!」

とかって盛り上がるのは

全く意味がないと思ってます。


本音を聞かなきゃ意味がない。


何のためのアンケートなのか?

誰にご協力いただくのか?

双方がすり合うゴールはどこか?


目的立脚が大事ですね。



*上記は「自分たちの保身」が目的。

それに毎回付き合わされる顧客。

この事実を本部は知るべき・・・ですよね。



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