【7261】失敗の予定。
2024年11月18日(月)
ノンストップで20年目突入!
連続更新7261日目の「超個人的日記」です。
◆手足口病。
さぁ今日からまた納品。
ところが、家庭はトラブル続出中。
まいさんは高熱からの体調不良、
くーも週末咳き込んでトイレで吐きまくり、
りーも手足口病の診断。
私だけ全く問題なく元気なため
朝から洗濯機をぶん回し、
ごはんを炊いて、宿題のチェックをし、
気合十分で出陣準備を行っております。
さて、週末に参加した入塾説明会。
まだまだ話はあるのですが
最後にリアルな受験物語を紹介。
今年の女子学院中の合格者の方で
通常の模試でもかなり上位にいた方が
2月1日の本番前に受けた学校で
不合格になったそうです。
「間違いなく受かる」と全員思っており、
合格発表当日も発表時間の2分後に
電話がかかってきたとのこと。
ここで先生はひと安心されたそうです。
なぜなら、受かった子は
「合格発表直後にすぐ連絡が入る」
逆に落ちた子は
「発表時間からしばらく経っても
電話が来ない(=ショックを受けている)」
といったハッキリした傾向があるため。
2分後の電話。
「よし、受かったな」と。
ところが結果は不合格。
本人もショックのあまり
電話で泣き出したとのこと。
すぐに校舎に呼んで、
次の本命に気持ちを切り替えるよう伝達。
その後授業があったものの
さすがに不合格連絡を受けた直後だったのと
目も泣き腫らした後だったため
一旦自宅に戻り、オンラインで
直前対策を受講されたとのことです。
そういった想定外の状況に、先生方も
「2月1日に今の状態で受験できるのか」と
心配になった、その翌日。
彼女が校舎に来て次のようなことを
先生方に伝えたそうです。
「昨日は落ちたショックで家に帰り
ZOOMで受講した。
それが自分の弱さなのだと思う。
堂々と落ちたことを認め、
直接授業に出るべきだった。
私は落ちたことを仲間に知られたくなくて
ZOOMに逃げた。
この行動は改めないといけない」
小学校6年生。
不合格から数時間の見事なリカバー。
強靭なメンタルです。
結果、2月1日、万全の状態で受験。
第1志望に堂々合格した、といった話でした。
「ZOOMに逃げた」という表現。
自分を客観視し、冷静に判断。
かなり高い視座を持っているのがわかります。
この「落ちた経験」が
さらに彼女を強くしたのは
間違いありません。
私も大学受験で「合格確実」と言われて
2年連続失敗しましたが
立ち直るのに2、3週間かかりました。
しかし、そこで気づき、学んだことが
今のメンタルの強さにつながっています。
当時はものすごく脆く、
「落ちて当然」のレベルでした。
「自分のメンタルに絶対の自信がある」
これは大きな武器だと思いますが、
それを支えているのは数えきれないほどの
失敗と挫折。
苦しみ、嘆き、諦め、悩んだ経験が
こんなに力強く変化をもたらすのだと
改めて実感するとともに、
彼女が小6で経験した
この瞬時のリカバリー体験が
今後の人生で何十倍にもなって
強さとしなやかさをもたらすことを
信じてやみません。
失敗上等。
失敗しない生活は
現状維持で退化するのみ。
そういえば、2025年に向けて
「失敗をする予定」を入れてない。
まだまだ練り直す必要を感じました。
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