【7194】タメ口の新入社員。
2024年9月12日(木)
ノンストップで20年目突入!
連続更新7194日目の「超個人的日記」です。
◆後輩育成。
今週は立て続けに
各社の新人育成研修を担当。
対象者は新人ではなくそのOJT担当者。
メンターとか、サポーターとか
ブラザーとかいろいろ呼び方はありますが
いわゆる新入社員の皆さんに対して
育成を行う方々対象の研修。
このテーマに関しても
かれこれ100社以上やっていますが
各社によってその熱量やサポート体制はバラバラ。
中には「ただ任命しているだけ」で
何もやっていない、というか
何をすればいいのか?先輩自身がわかっていない
といったケースもあります。
「絵に描いた餅」レベルのメンター制度。
絶対に機能しないし、それが対話不足
さらには早期離職にも
ダイレクトにつながっていってるのが
ハッキリわかります。
そんな中、今週とある企業様で出た意見で
「えっ!」と驚かされる発表がありました。
「部署配属された新入社員が
40代、50代の上司・先輩に対して
普通に、タメ口で話してくる」そうです。
これも「配属前何やってきたんだ!」と
現場から人事が詰められそうですね。
いろんな事例を見ていると
いろんな場所に落とし穴がある。
育成には
1、教えるフェーズ
2、励ますフェーズ
3、任せるフェーズ
4、正すフェーズ
がありますが、
上記の場合、いきなり「正す」フェーズに
入らないと現場でハレーションが起きます。
また、この正すフェーズで
しっかり正しい方向に導けない会社は
総じて育成体系が崩れている気がします。
「こんなことも知らないのか!」
(知らないです)
「これって常識だろ!」
(知らないです)
「背中を見て覚えろ!」
(何も見えないです)
「大丈夫?」
(大丈夫です!)←実は全然大丈夫じゃない。
どちらも悪くない。
問題は人と人の間に落ちる。
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