【5103】VIVA!1242!

2018年12月22日(土)

ノンストップで14年目突入。

連続更新5103日目の超個人的ブログです。


◆2018年、最も嬉しかったこと


まだ数日残ってますが(笑)

ベストを振り返ると・・・


やはり1月のM&Y開催。

しかし、これは10年に一度の感動レベル

ダントツ、別格、殿堂入りの出来事。


それを除くと、

その4日間からプリセッションが起きた

「ニッポン放送パーソナリティ復活」

実質一番嬉しかったことかもしれません。


信じられなかったし、

本当に嬉しかった。


この実現への経緯は

奇跡と呼べると思います。


◆ニッポン放送と私。


2003年から2009年まで

会社員パーソナリティとして

出演し続けたニッポン放送。


私の変質者としての人生に

多大なる影響を与えてくださいました。


会社員、仕事帰りに毎週生放送。

多くの芸能人やゲストと対談。

挙げ句の果てにはCDデビュー。

勢い余ってお台場LIVE。


これはニッチェ、いやニッチという

レベルではなく、

一種の変質者でしょう。


素晴らしい経験をたくさん積ませていただき

育てていただいた感謝の念。


いつか恩返しをしたいと願っていました。


周波数AM1242にちなんで

私のメールアドレスも1242。

心はともにニッポン放送にありました。


◆一瞬の降臨


死ぬ気で立ち向かったM&Y第1期。

3日目、「5年後の未来」について考える時間。

参加者がペンを走らせる姿を見ながら

ふと脳裏に横切った

「ラジオに復活したい」という思い。


今後の人生で、あと1回でいいので

再度ニッポン放送のスタジオに入り

そこから声を届けたいと思いました。


ただ、常識で考えればわかる通り

「それは不可能」に近い。


ラジオの番組スポンサーフィーって

短い尺でも1ヶ月数百万円かかります。

(もちろん私の今の番組もそうです)


そんなお金はどこにもない。

そんなスポンサーはどこにも見当たらない。

そもそも9年間もブランクがある。


そもそも私は大谷翔平でも、指原莉乃でも

小泉進次郎でもサンドウィッチマンでもない。


何が言いたいかというと

要は「数字(聴取率)を持ってない」。


そんな私が、

既に4月以降の編成が動き

番組タイムテーブルが決まりかけている

1月後半にノコノコ現れて、

番組に復活できるはずがありません。



しかし、変質者は

変質を起こすのが仕事です(笑)



<撃沈予想図>

上「ごぶさたしてまーす」

局「あらー久しぶりですね。お元気ですか?」

上「番組やらせてください」

局「ははは、ご予算は?」

上「スマイル0円です」

局「1ヶ月400万くらいなんですが」

上「1円もないんですよ。でも頑張ります」

局「気は確かですか?おい救急車〜!!」


<実際の会話>

上「ごぶさたしてまーす」

局「あらー久しぶりですね。お元気ですか?」

上「番組やらせてください」

局「わかりました!」

上「1分間の出演でもいいので」

局「はい、1年間決まりましたよ!」

上「またまたーご冗談を」

局「ほんとですよ。準備、急ぎましょう!」

上「まさか4月じゃないですよね?」

局「そのまさかです。」

上「ゲストで呼んでもらえるんですか!?」

局「いや、ゲストじゃなく冠番組ですよ」

「CM録りやHP撮影、いろいろ動きましょう!」

上「えええーーーっ、でもお金ないんです」

局「いいんですよ、そんなものは」

上「気は確かですか?おい救急車〜!!」



どうみてもおかしな話に見えますが・・・


「本当の話」です。


そこに何が起きたのか?

なぜそんな話になったのか?


そもそも上原もニッポン放送も

どっちも気は確かだったのか?


なぜ一緒に救急車で運ばれなかったのか?


M&Y1期終了後、話は急展開で進み、

4月にまさかの新番組、

しかも冠番組がスタート。

(今振り返っても、ほんとにありえん)


2009年以来、実に9年ぶりに局入り。

声を届ける日がやってきました。


そしてそれは単発ではなく

レギュラーで放送がスタート。


ついこの前も東池袋52の高柳さんとの対談が

オンエアされましたし、ラジコでも聞けた。

番組ホームページにも載ってました。


先日、局での会議に

新年1月のタイムテーブルがあったのですが

番組名とパーソナリティ欄に

自分の名前がありました。

よって番組は年を越します。


この摩訶不思議な出来事。



M&Yの3日目の朝。

「ピン!」ときたその直感に

素直に行動を起こしたことが

私の人生に大きな彩りを与えました。


結局、私は局に1円も払うことなく、

逆に毎回出演料をいただいています。



セキュリテイが厳しい

本社受付(警備員)も一切手続きなし。


<毎週の局入り>

上「こんにちはー」

受「おつかれさまです!」

警「はいどうぞ!!」

~番組終了~

上「さようならー」

受・警「おつかれさまでした!!」


先日は家族も番組見学に。

娘も毎週楽しみに聴いてくれてます。



2018年、嬉しかったこと第1位は

「ニッポン放送、番組復活」でした。



<余談>

先日、局のお偉さんとそれこそ9年ぶりに

バッタリ社内でお会いしたところ

「上原さんが番組に戻ってきてくれて

すごく嬉しい。本当に嬉しいよー」と

仰って頂きました。


リップサービスでもありがたいし、

嬉しいのはこっちです。


番組はいつか終わりがきます。

しかし、今回の奇跡と軌跡は

一生忘れられぬ、

とんでもない財産になりました。


2018年、ニッポン放送に感謝!

2019年、感謝を仰天のレバレッジで恩返し!

月曜20時30分、その後はradikoで。

ぜひお聴きください。


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