【6959】美しい数式。

2024年1月21日(日)

ノンストップで20年目突入!

連続更新6959日目の「超個人的日記」です。


◆一皮剥けた!


「学校公開日にまさかのホームスクール」

となった昨日の朝、私は大きな発見と

子供の成長を実感する出来事がありました。


昨日の問いに戻ります。


僕の体重は、妹の体重の3倍で

重さの違いは28キロです。

僕の体重は何キロですか?


答えは「42キロ」。


重要視しているのは

「答えが合っている」ことより

「解に至る思考プロセス」です。


◆図から式へ。


今までは

「とにかく問題を絵で書くこと」を

徹底してやってきました。

そして、ここ最近、

アカデミーの先生から

「書いた絵を数式で書くように」

との指示が出始めました。


学校の授業は、最初から

「式を書いて解を出す」と思うのですが、

「問いの構造を絵で捉えられるようになるまで

式は不要」という考えに、

私は激しく共感していたのです。


アカデミーに行かせている主目的は

子供の算数の成績向上のためでも

受験に受かるためでもありません。


「思考」が深まっているか?

「構造」を見抜けているか?

「俯瞰」で捉えられているか?

「時空間の広がり」を作れるか?

「抽象と具体」を操れるか?


そういったことを目的にしてます。

(子供は全くそう思っていないので

今は苦行でしょうが・・・・)


日々の宿題の問いは、

一見算数や国語に見えますが

本質的には

「生き方」や「あり方」につながる

「道理の捉え方」の勉強。


それが我が家の教育方針です。


◆感動の回答。


よくこの式が出ました。

すごいです。


この問題で、即座に

「28÷2」が出ました。


これは2人の合計体重を

ブロックで4分割している絵が描けなければ

すぐには出てこない式だと思います。


全体構造と、2人の体重の差異、

そして最小ロット(単位)の塊を捉えています。


見事に全体を俯瞰。

抽象から具体へのプロセスも完璧。


28÷2=14

14×3=42


数式の流れが美しすぎる。

すごく感動しました。


今、小2ですがおそらく年度末までに

5年生の課程に入ります。


子どもの持つ能力ってほんとすごい。


最近連日見ている「ゴールデンカムイ」。

昨日見たストーリーを、翌日には

もう忘れている自分と比較し、

「確実に追いつかれる」のを確信した出来事でした。


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