【6927】想定内の冒険。

2023年12月20日(水)

ノンストップで19年目突入!

連続更新6927日目の「超個人的日記」です。


◆アムンゼンに学ぶ


ロアルド・アムンゼン。

人類初の南極点到達を試みた2つの探検隊。

その1つの隊のリーダーがアムンゼンでした。


1911年、人類初の南極点到達に向けて

アムンゼン隊とスコット隊の2つの探検隊が

ほぼ同時にスタート。


アムンゼン隊は見事、当初の計画通り

南極点に到達後、全員がベースキャンプに帰還。

一方、スコット隊は隊員全員が死亡。


どちらもプロの探検隊。

この両極端の差の原因は?


この2つの探検隊がとった戦略・行動は

「真逆」とも言えるもの。

よって、結果も真逆となりました。


細かい部分は省略しますが、

南極踏破の大きな要因の1つが

付け焼き刃並びに想定の域を出なかった

スコット隊の見通しの甘さに対して

「10年以上前」から入念な準備を行い、

徹底した訓練を積んできたアムンゼンの

用意周到さです。


20代前半。

将来の探検に備え、アムンゼンは

ノルウェーからスペインまで

自転車で2000マイルの旅を行うなど

将来に向けた基礎体力を鍛える。


探検中の非常食を研究。

イルカの生肉を食べる練習を行う。

何が可能で、何が不可能なのかを実際に体験。


南極の極限状態で人はどうなるのか?を

学ぶために、北極圏で生き延びてきた

エスキモーに弟子入り。共同生活を行う。


この期間、スコットは

特に事前準備はしていない。


アムンゼンは移動のお供に

一般的に使われる馬ではなく、

犬を使ってソリを引く方法を習得。

一方、スコット隊は

馬と雪上自動車を使うも、撃沈。


極寒状態で汗をかくとすぐに氷になってしまい

凍死してしまうことを理解していたため

アムンゼン隊はパワーのある馬ではなく

あえてゆっくり歩く犬を選定。


また、エスキモーと同じ服を着て

南極での移動や衣服のシミュレーション。


その他、探検の道のりで遭難することを想定。

等間隔の目印や十分すぎる食料補給品の確保、

標高計測器の設定などなどなど

ありとあらゆる危険を想定して

10年以上をかけて準備。


スコット隊の準備とは

雲泥、月とスッポン、

上原隆と横浜流星くらいに

異なるレベル。



あらゆる状況を想定して

準備しておけば勝利が訪れる。

これを人々は幸運と呼ぶ。


事前に必要な予防策を講じるのを怠れば

失敗は確実だ。これを人々は不運と呼ぶ。


By ロアルド・アムンゼン。


2024年に向けて

「必要な予防策」を講じていますでしょうか?

そもそもそれが何かを把握してますでしょうか?



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