【6809】神宮と甲子園の文化。

2023年8月24日(木)

ノンストップで19年目突入!

連続更新6809日目の「超個人的日記」です。


◆慶應義塾高、全国制覇。


福岡から帰京。

同時に甲子園の結果を知りました。


1回戦から全く試合結果がわからず、

鹿児島の神村学園がベスト4に残っていたのも

大会終了後知りました。

(ちょうど7月に鹿児島に帰省していた際、

神村の決勝戦を見ました)


ただ、塾高が勝ち上がっていること「だけ」

はっきりわかっていたのです。

なぜなら・・・


その筋の関係者(要は三田会OB)の

LINEグループやFacebookメッセンジャーで

塾野球部が勝ち上がっている!と

大騒ぎになっていたからです。


1つ1つの内容は読んでいないものの、

ある日突然投稿数が跳ね上がっていることから

「あー今日塾高は勝ったんだな」と認識。


準々決勝あたりから投稿数がヤバくて

「あーこりゃ仕事にならんだろうな」

「甲子園が若き血で揺れてるだろうな」

「オッさんたちが騒ぎすぎると叩かれるぞ」

などと思いながら見てました。

(実際そうなってしまいました・・・)


◆神宮の文化。


今回、応援のあり方で賛否両論あるようですが

(というか「否定」が圧倒的に多いみたいですね)

*静かに応援

*相手への配慮

*肩組んで歌わない

などの文化はたぶん「塾OBにはない」ので

神宮と甲子園は似て非なるものだと

改めて感じされられたのではないかと。


そもそも慶應には(にも)

「応援で倒す!」という文化が

脈々と根付いてますし、

「勝つ」ために應援指導部はあります。


チャンスになると始まる応援曲、

ダッシュKEIOの歌詞は

「早稲田を倒せ、早稲田を倒せ、早稲田を倒せー!

かっ飛ばすぞ、かっ飛ばすぞ、勝つぞ勝つぞ慶應!」

と敵意むき出しの内容です。


應援指導部の練習時の掛け声も

「不倒敗!不倒敗!不倒敗!」と連呼。


倒す!

勝つ!

負けるな!

の文化が根底にあります。


よって、相手がアウトになったり

三振したりすると大喝采ですし、

その前に2ストライクになると

「せーの!三振!」のコールを

スタンド全員で行います。


早稲田のチャンスパターンメドレーも

「慶應ぶっ潰せ!GO!GO!GO!」など

相手を煽る歌詞がいくつも存在します。


これが高校生の部活動の応援には

そぐわなかったんでしょうね。


*ただ、塾高のダッシュKEIOは

「倒せ!」という表現は変えてるはず。

相手校に配慮して使ってない記憶があります。

それを知らずにオッさんたちが

「育英倒せ!」を叫びまくったのかもしれない。



ただ、甲子園の応援ってこんな感じですよ。

アルプススタンドで酒飲んでる人いますし、

ヤジを飛ばしまくってるファンも大勢います。


沖縄の興南高校が全国制覇した時とか

アルプススタンドが酒の匂いで充満してて、

なぜか私たち(まいさんと私)も

知らん人から泡盛をいただいて(回ってきた)

暑い中、泡盛飲みながら興南高校を応援しました。


少年野球の子供たちから女子高生、

70代・80代の大先輩まで

実に様々な世代が集い、

お国訛りとともに一緒に声を枯らして、

試合に酔える素晴らしい場所が

甲子園のアルプススタンド。


まぁ今回ハメ外した感がありますし、

反省すべき点も間違いなくありますが、

とても素敵な場所ですし、

勝者に対しても敗者に対しても

感動で涙が流れる空間です。


ぜひ高校野球は「生」で、そして

「アルプススタンド」での応援を

体験されることをオススメします。





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