【6692】量稽古から生まれたセンス。

2023年4月28日(金) 

ノンストップで19年目突入! 

連続更新6692日目の超個人的日記です。  


◆子供からの刺激。


時々ブログに(備忘録的に)書いてますが

子供のふとした成長に

大いに刺激される瞬間があります。 


昨日の「英語アプリにのめり込む姉妹」も

まさにそうなんですが、

昨日は他にも成長を感じる瞬間がありました。


1、華麗なる割り算


算数の問題を解く姿を見て思ったこと。

足し算・引き算・掛け算・割り算の四則演算。

おそらく「割り算」が一番難易度が高い。


今、小2の娘は割り算をやっているのですが

解に至る思考スピードが

著しく早くなっているのを

ハッキリと感じる瞬間がありました。


問題を見た瞬間、

その数値が「26」だろうと「573」だろうと

「2億4600万2545」だろうと、

瞬時に掛け算機能が作動し、

「余りがいくつ!」という

演算ができるようになってきています。


これは公式ではない。

覚えたらできるようになるものではない。


徹底した計算の反復を続ける中で

数を捉えるセンスが磨かれてきています。


数を空間で捉え始めました。

やはり1つ1つの問題を

「絵に描く」作業の繰り返しが

間違いなく効いてます。


算数は、数字にフォーカスすると苦痛になる。

数字を絵で捉え、それらの関係性を理解する。

文章問題も全体像が抽象度高く見えさえすれば

「どこからアプローチするべきか」の判断が

早くなってきます。


以前は全然捉えられていなかった

「数字を調理する」感覚

いつの間にか備わってきている姿を見て

少々衝撃を受けました。



2、体操での空間軸。


そして昨日はティップネスへ。

最近新人研修が続いてたので

見に行っていなかったのと、

ちょうどマット運動のテストとのことで見学に。


こちらも、しばらく見ない間に

かなりパフォーマンスが上がってます。


準備運動の大縄跳びや

マットテスト、その他の動きを見ていても

ここでも「空間をどう捉えているか?」が

キモになってますね。


体操教室は集団クラスがゆえに

ものすごくできる子と、

全くできない子を一緒に見れるのが興味深い。


手・頭・足・・・

1つ1つの各論にフォーカスすることで

それ以外の部分が機能停止に陥っている子供。

全体の大きな空間に中に身を委ねて

スムーズに手足が流れるように動く子供。


うーーむ。

職場でのパフォーマンスも

この小学生のクラスと同じではないか。


4歳児も、7歳児も、30代・40代も

やはり基礎原則は

同じなのかもしれないですね。


ものすごく貴重な学びを

子供たちにいただきました。



<余談>

大縄跳びで

「一歩目が出せない子」がいます。

何度も何度も縄が回っているのに、

ずっとタイミングを測り続けて

一歩が出ない。




でも「できない・・・」と逃げ出さずに、

何とかタイミングを見計らって

飛び込んでいこうとしています。


結果、飛び込んでいって

縄が足にかかりストップ。


でも、また次に自分の番になると

何度も縄が回るのをスルーしながらも

一歩を出そうと狙いを定めています。


感動しました・・・。



職場においてパフォーマンスが低い

ビジネスパーソンは

「縄が早すぎる。回し方が下手だ」

「そもそも大縄跳びに何の意味がある」など

他責にして、飛ぼうとしない方が多い。


一方、自分の弱さや怖さ、至らなさ、

恥ずかしさなどと向き合い、

何度も失敗を重ねながらも

次の挑戦に勇気を振り絞って

踏み出そうとしているお子さん。




その繰り返しが、いつの日か

華麗なる縄との共演に

つながっていくことでしょう。


子供も大人も、

やりたいことや

できるようになりたいことに関しては

逃げずに縄に飛び込もう。










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