【6684】スカウトがやってくる。
2023年4月20日(木)
ノンストップで19年目突入!
連続更新6684日目の超個人的日記です。
◆春季高校野球
最近季節柄、研修の話題が多くなってますが
昨日は高校生に学ぶことがありました。
先日、春の選抜高校野球(甲子園)が終わり、
今、各地区では春季大会が開催されています。
この大会は勝とうが負けようが
甲子園には直結しないものの、
最後の夏の組み合わせ抽選に影響のある大会。
ここで上位に入ると、夏のシード権が与えられ、
試合数が少なくなるメリットがあります。
疲労が蓄積する夏の大会。
1試合でも少なく、かつ強豪と早期に対戦しない
「シード権」を取るかどうかは
甲子園出場を狙う学校にとっては
とても大きなポイントとなります。
(もちろんノーシードでも優勝すれば甲子園出場)
そこで、現在私が応援している県立高校も
見事県内の地区代表の座を勝ち取り、
地区代表のみで夏のシード権を争う
県大会に駒を進めました。
今年は強い。
昨年の主力メンバーが残り、
エースは140キロ以上の球を投げます。
バッテリーが整い、打線も活発。
まだ県大会でベスト4にも
一度も勝ち上がったことのない公立高校ながら
「台風の目」になる可能性はかなり高い。
本気で甲子園を狙ってます。
そして、昨日
春季大会の組み合わせ抽選会。
うっ・・・・
比較的優位に戦いを進められそうなブロックが
複数ある中で、この高校、いきなり
「甲子園常連校」と初戦を戦うことになりました。
しかも、同じブロックに
先日のセンバツに関東代表で出た高校も
待ち構えています。
ベスト8までに甲子園常連校を
2校倒さなければなりません。
「あちゃーー」
「ただ、夏の本番に向けては
強い高校と戦っておいた方がいい」
「そう考えれば決して悪い組み合わせではない」
ただ、選手たちはどう受け止めたのか?
連絡したところ、心配は杞憂でした。
「いいブロックに入った!」
「よくぞ(強豪を)引いてくれた!」
「スカウトも来るぞーー」
「チャンス&メリットしかない」
大喜びだった様子。
そっかー。
負けたくないから壁を避けるのではなく
壁を正面突破して、勝ち切る。
強豪にビクビクするのではなく、
堂々と勝つ。
そして、その自信があるのでしょう。
*実際、「1回戦屈指の好カード」と
紹介されていました。
あと、「スカウトが来る」という発想は
私には全くありませんでした。
選手目線ではすごく大事なことですね。
強豪だと(相手の選手を見に)スカウトがくる。
そこで自分のプレーを見せれば
自分も知ってもらえる可能性が高まる。
卒業後も野球が続けられるかどうか、
自分の進路にも繋がっていく。
そういえば、昨秋の大会。
準々決勝で負けた際、コーチが
「関東(大会)に行かせてやりたかった」
と私に話してくれました。
その理由が
「関東大会に出ればスカウトの目に止まる」
「大学や社会人野球チームからの
声がかかるかもしれない」といった内容でした。
明後日、甲子園常連校との
夏に向けた試金石となる、大事な初戦。
熱き戦いを期待!
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