【6682】配属後を見据えて。

2023年4月18日(火)

ノンストップで19年目突入!

連続更新6682日目の超個人的日記です。


◆本日最古参研修。


今まで1000回を超える企業研修の中で

最も古い時期から、しかもずーーっと

おつき合いさせていただいている

大手企業様の新人研修。


いよいよ本日です。


この会社では今日(4月)に続き、

6月に第2回、年度末に第3回・・・と

定期的に会っていくことになります。


やはり単発ではなく、

定期的に定点観測ができる方が

圧倒的に研修効果は高まる気がしますね。


◆昨日の続き


1、キャリアの方向性がうっすらとでも見えている。

(可能なら入社前に言語化してみてほしい)

2、自分の強み・弱みを把握している。

(これは入社直後の研修で発見)

3、自分のミッションを、

配属先の業務や人間関係に接続できている。

(ここが超重要)


多くの企業を見てきて

この「3」が弱いケース多数。


採ったはいいけど

現場で折れる。



◆新入社員と会社の関係(例)


ステップ1:内定者時代=お客様

(ぜひうちに来て!チヤホヤ・ニコニコ)

ステップ2:入社直後=新入社員

(いきなり「社会人だぞ!」とモードチェンジ)

ステップ3:配属後=結果を求められる社員

(「何なんだ!今年の新人は。やる気あんのか!)


売り手市場で採用が厳しいため

ステップ1が甘やかしまくってる状態。


それをステップ2で早期に軌道修正しないと

ステップ3で入る側も受け入れる側も

相当な負荷がかかる。



ステップ1:採用担当者

ステップ2:人事育成担当者

ステップ3:職場の上司・OJTのラインが

シームレスになった教育体制がとれるか?


優先順位が下がりがちな

配属先からの逆算が

とても重要になってくると思います。


配属先の業務とセルフミッションの

重なりを理解させ、

今目の前にある仕事を

自分の将来と接続させられるか?



技術系・研究開発系では

そもそも長期目線で腰を据えて

入社してくる方が多いでしょうが

いわゆる事務・営業系では

ここを外すと早期離職が生まれます。


ただ、新人導入研修にて

配属後を考慮したコンテンツが

徐々に増えてきたのはとてもいい傾向。


来期はもっと多くの会社で

ご支援できるよう、準備を進めます。




PRECESSION ! TAKASHI UEHARA OFFICIAL BLOG