【4873】第3回秘話(4)~2つのプライド

2018年5月6日(日)

ノンストップで14年目突入。

連続更新4873日目の超個人的ブログです。


~人生の思い出シリーズをお送りしています~


今日はこれから現在就活中の

学生さんと最終面接対策。

その後、後輩のあずのオーケストラの定演へ。


そっちも書きたいのですが

今日は行く前に続きを書きます。



◆就活面接で感じていたこと。


稲門祭が大成功。

小田さんとの熱き思い出に浸りながら

いよいよ私の就活が始まりました。


その中で

確固たる第1志望として受けた会社の

会社説明会の場所は渋谷公会堂。


「多数の方に受験いただいていますが

内定は10名前後を予定しています」



2000人ほどいたその会場がどよめく中

私は自分の周囲10人を見渡し、

「自分以外にこんな少ししか入社できないんだな」

と思ったのを強く覚えています。


今思うと、クソ生意気な発言ですが

他の学生たちが話す自己PRを聞きながら、

「発する言葉の質が違う」と

思っていたのは事実。


(そういう自分が甘かったことはさておいて

そう思いながら受けてました、、、)


多くのお叱りやご指導をいただいた

社会人の諸先輩方との数か月間の葛藤。

それ以前に、徹底的に弱さ・甘さを指摘され

気合を鍛えていただいた先輩方の愛情。

そして、小田さんの想いを引き継いだ自分が

茶番の就活面接ごときで

落ちるわけがないと当時は思っていました。



何よりも

ビジネスの世界で戦う覚悟が

既にできていましたし、

「明日から入社までは無給でいいので働く」

という気持ちで面接に臨んでいました。



面接突破は眼中にない。

プロフェッショナルな先輩方と

ご一緒させていただくレベルに自分を高めることや

そのためにボコボコに

やっつけてもらえる環境に身を置くこと。


だから面接で社員さんと会えるのが

楽しくて、嬉しくて、仕方がなかった。


「落ちたらどうしよう」なんて

1ミリも思ってなかったし、

上位面接官の圧迫っぽい厳しい面接になると

ワクワクし始めて

アドレナリンが出てました。


(今の自分が面接したら、その甘い考えを

完膚なきまでにフルボッコにして

あげられたのですが、笑)



その結果、第1志望の会社に

最終面接を待たずして内定をいただき、

他社さんの面接でも

(一応本人が受けたものに関しては)

一度も落ちることなく就活が終わりました。



<マニアな情報を持っていらっしゃる方へ>

*某テレビ局の会社説明会に

後輩を代わりに参加させたら

そのまま1次選考が始まってしまい、

「本人じゃないよね?」と落とされたあたりの話は

ちょっとこのシリーズと毛色が異なるので

一旦割愛します(笑)





◆2つのプライド


結果的に、経験の礎に基づく

圧倒的自信が

就活で大きな結果を生みました。


そして、同時に、

その自信とやらが

入社後自分をどん底まで苦しめる

要因になったのが、これまた面白い。



必要なプライドで難関を突破し、

不要なプライドでボロボロに使えない新人になった。



内定から半年後、

2つのプライドの違いを

強烈に学ぶことになりました。





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