【6616】メッキの下の純金。
2023年2月12日(日)
ノンストップで19年目突入!
連続更新6616日目の超個人的日記です。
◆シリーズ4日目。
ヤバい。今週の気づきは今週のうちに
と思って、日曜日(今日)までに
4人の話を書こうと思っていたんですが、
まだ1人目です。。。
実は12人会ったうちの中から選んだ
精鋭4人グループなので、
全員からの学びを書きたい・・・
しかも今、その4人の中で
「まだ登場していない」人物もいます。
まぁいいか。
取り急ぎ2人目。
◆2人目「東條さん(仮)」
一人目が、
鉄仮面から氷の微笑を浮かべ、
「破顔一笑(はがんいっしょう)」。
二人目は真逆。
1回表ノーアウトランナーなし。
何も試合が動いていないのに既に
「呵呵大笑(かかたいしょう)」。
元気でジェスチャー大きく、声もでかい。
「めっちゃ頑張ってます」
「楽しいですよー」
完全に「感情」優位タイプ。
修造さん、いらっしゃい!状態です。
しかし、先日書いたように
「語尾でエネルギーが漏れている」。
あれ?
何だ、この違和感は。
気になる・・・。
もしかすると、「メッキ」だ。
「メッキ」とは金メッキのことで、
仮の繕ってる姿を表す、私特有の用語。
純金が本物、メッキは繕っている状態。
実際の、純金と金メッキの見分け方に
「磁石を近づける」という方法がありますが
対話の場合「私の心の磁石」が
瞬時に反応するかをバロメーターにしています。
ただ、今回懸念されたのは
「本人がそれに気づいていない」こと。
海の中の魚が「私は海の中にいる」という
自覚がないように、私たちも
「自分のことが自分で見えない」時があります。
自分について、
実は他者の方がよく見えていたりする。
しかし、いきなり、
「お前はメッキだ!この紛いものめ!」
「俺様が懲らしめてやる!」なんて
上原バイキンマンが言おうもんなら
(決して言いませんが)炎上必至。
まるで羽毛を触るが如く、
玉ねぎの薄皮を丁寧に1枚1枚剥ぎ取るが如く、
彼女の心の琴線に触れる一歩手前まで
共感・共感・質問・共感・・・・
時間をかけて、慎重に
内面に向き合っていきました。
真冬・極寒なのに
「感情の窓全開!」の部屋に住む東條さん。
◆事実を見ろ!
「前向きなプラス感情」という
メッキで覆われた言動。
それを剥がして、
「事実と向き合わねばならない」と
本人が気づきました。
心の中の「事実の部屋」の扉の前に立ち、
一緒にドアを開けた瞬間。
後ろの「感情の部屋」から
涙の洪水の大逆流。
感情の起伏が大きくなると
通常混乱するものですが、
これは完全に想定通り。
心理的安全性も既に保たれているので
どんだけ水が流れても問題ありません。
とりあえず、部屋は崩壊し、
しっちゃかめっちゃかになりましたが
その当人は
「あーースッキリした!」
その表情や、
まるで観音菩薩様。
徳川埋蔵金、ここにあり!
金メッキの下には
純金の笑顔がありました。
眠れる純金の美女、起床。
さぁ、男性陣がソワソワし始めました。
「自分、昔から達観して人を見てます」
「まぁ冷めてるって感じなんでしょうね」
森くん(仮)。(4人目)
*3人目はまだ登場していない。
なぁ、森くん。
「達観」という意味を辞書で調べたまえ。
①広い視野で大きな見通しをもっていること。
②目先や細かいことに惑わされず、
心理や道理を悟ること。
達観って
「冷めてる」と同意ではないのだよ。
この森さんはディスカッションスタート時
事実の部屋にも感情の部屋にもいませんでした。
当事者意識を持って、
この場にいなかったのです。
ブレイクアウトルームには参加してるけど
心ここに在らず。
私が話している最初の挨拶も
「聞いて」はいるが
「聴いて」はいない。
だったら、順番は最後。
彼の心に火をつけるのは
私ではなく、同期の変化です。
感情溢れる東條さんではなく、
鉄仮面(失礼)中原さんを
トップに持ってきたのも、
実は森さんをディスカッションの土俵に乗せるため。
最も難易度が高い(と同期も思っている)
難攻不落の城が見事に生まれ変わる瞬間を
一緒に体験し、人は変われる現実を直視する。
「自分の領域に踏み込まれたくない」という
当初の気持ちは、4人目(森さんの番)になった時
「オレもちょっと向き合ってみようかな」
という表情に変化していました。
私は何のアドバイスもしていないのに
彼の心は動き始めている。
同期のみんな、ありがとう!
ここで今回のシリーズ、強制終了。
3人目の真壁くん(仮)の話と
4人目森くんの続きはまた機会があれば書きます。
<3人目真壁さんの4時間後>
「今までできなかった●●をやります!」
「みんなにアドバイスもらった◯◯に取り組みます!」
不安だらけだった表情がこちらも一転。
前向きな言葉が並びました。
<私より>
「たぶん、できないし、続かないと思う」。
真壁さん「えっ・・・・」
そこからまたみんなで、
とても大切な時間を共有することができました。
0コメント