【6612】優劣の比較。

2023年2月8日(水)

ノンストップで19年目突入!

連続更新6612日目の超個人的日記です。


◆備忘録


家族の会話の中で

書き留めておきたいことがありました。

昨日の算数の話し合いの中での会話。


6歳児「人との比較は意味ないよ」

3歳児「そうだね、自分は自分だもんね」


親の立場として、アカデミーや

ティップネスや学校の授業を通して

「受験対策を行っている」わけではなく

「100点や1番をとってほしい」わけでは

全くなく、(=そんなことはマジでどうでもいい)

「物事の判断基準や世界の捉え方、

人との関係構築力などを身につけてほしい」

と思って通わせています。


*アカデミーも体操も、学区外の

一人も同じ学校の子がいない

アウェイな環境エリアに通っています。


そんな中で、

「人との比較に意味がない」ことを

既に2人が理解しているのなら、

素晴らしいなぁととても嬉しくなりました。


詳細を聞いていくと、

「人との比較」を行った過程から

学びを得ている様子。


例えば、上の子は今小1ですが

毎日小3の課題に向き合ってます。

そうなると日々の学校の宿題は

「瞬殺」で回答します。


そこに「優越感とか持ってるのかな?」

と思って聞いてみると、

全く持ってませんでした。


その理由が面白い。


クラスで既に

4年生の勉強をしているお友達がいたり、

3ヶ国語自由に話せるお友達もいたり、

近いうちに英検準1級に挑戦する

友達がいるとのこと。


◆多様性を生む環境。


そういえば、娘のクラスで

仲のいいお友達がタイに引っ越し、

その代わりにスイスから

別の転校生がやってきてました。

お友達だったしゅうと君もロンドンへ。


「世界」で過ごすお友達や

「語学堪能」な子が身の回りにいるわけです。


幼稚園の送り迎えの際、年少さんなのに、

母娘で英語で対話している子もいます。


既にいろんな比較対象がいて、

1周回って「比較には意味がなく、

自分の目の前の努力を行うこと」の大切さを

理解できているんだなぁと学ばされました。


体操教室でも、クラステストをクリアした場合、

ズボンにワッペンが追加されるのですが

二人の娘はクラスの中で一番下のレベルです。


最初の準備運動は一緒でも、

跳び箱や鉄棒、縄跳びが始まると

4つの習熟度クラスに分かれ、

一番下のクラスでやってます。


ワッペンの数=比較対象。


でもワッペンの数が少ないことを

「他の人より劣っている」ではなく

「自分も頑張ればお友達のように

できるようになる」という見方をしています。


これを掴んでいるのは大きい。


実際、小学校の授業で鉄棒や雲梯が

できる人を見て、以前は

「私はできない・・・」と

引っ込んでいたのが、逆に

「できるようになりたい」と

積極的に練習するようになっているのは

数ヶ月前との大きな違いです。


優越感・劣等感という

比較から始まる色メガネを外し、

自己の成長と向き合っている状況。


この視点は今後も外さずに

成長していってほしいと願っています。



◆我を見る。


うーーむ。

受験やスポーツなどを通して、

優越感と劣等感の渦に

飲み込まれまくっていた自分。


子供たちの話を聞きながら

「いいなぁ」「羨ましいなぁ」

「自分も今のこの環境があればなぁ」


そのあり方、その思考が

「比較」から来てますね。


改めます。







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