【6604】旅の営業研修。
2023年1月31日(火)
ノンストップで19年目突入!
連続更新6604日目の超個人的日記です。
◆10000円食事券に向けて。
沖縄旅行の終盤、
強烈な勧誘で有名な
ヒル●ングランドバ●ーションズの
販売説明会に家族4人で参加しました。
これ、空港などでもよく勧誘しているので
ご存知の方も多いと思います。
今回、
「1時間半お話聞いていただければ
10000円分の食事チケットを贈呈」
というお誘い。
二人で話して「最終日のディナー代の
足しにしよう!」と参加を決めました。
◆ここからが勝負。
まだ未経験の方は、
もし販売会の勧誘を受けた際、
1、モノは試しで一度説明会に参加してみる
2、徹底的に無視、のどちらかを
選択することになりますが、
1を選択された方は
「両手両足にアロンアルファを
たっぷり塗り込んで、
ゴキブリホイホイの中に入っていく」
のとほぼ同意だとお考えください。
まず、入る前と同じ状態で
部屋を出てこれません。
説明会が始まって30分で
高揚感がピークに。
1時間後は思考停止。
説明会終了直前は既に無抵抗。
無条件降伏はもう目の前です。
実はこれ、約10年前に
ハワイで経験し、思考停止に。
「よっしゃ、今の自分たちが
どれだけ冷静な判断ができるか?」
「販売クロージング研修を受けよう!」
今回も、ブースがいくつも分かれていて
その様子が通路を歩くときに見えていたのですが
私たちが説明を受けた時間にご一緒していた方は
皆さん契約書にサインされていました。
ちなみに一番安い案件で
500万円くらいですよ。
「500万なんて!!絶対に買わない!」
そう思う方ほど、ホイホイにかかると
購入への道をまっしぐらです。
「貯金が10万円しかないし、買えるわけない!」
そんな方でも購入してしまうのが
このゴキブリホイホイの魔力なのです。
今回、その販売営業を受け、
1万円をいただこうと、
丸腰で乗り込んだわけですが
さすが世界の●ルトン。
営業トークが研ぎ澄まされており、
(本当に)ものすごく勉強になりました。
【結論】
じっくりと1時間半にわたり、
世界クラスのクロージングを受ける機会を
ありがたく体験させていただいた感じです。
話を戻します。
子供たちは動画を見ながら楽しいひと時。
夫婦は「学びを得て、1万円もらうよ」と
両手両足にアロンアルファを塗って
ホイホイに突入。
◆商談開始。
満面の笑顔で徹底的なラポール。
「500万円」の金額も
開始3分で出てきました。
「はやっ!」
こっから500万円を払う理由について
1時間半話が続きます。
その後、バンドワゴン、フューチャーパストなど
巧みな手法で畳み掛けてきます。
(用語がよくわからない場合、
「ホイホイの粘着力を高める液体を適宜
ばら撒かれる」イメージをご想像ください)
そして決定的なシーンで2つの見積もり登場。
「アップグレードされるとしたら
500万円のプランと600万円のプラン、
どちらにされますか?」
ダブルバインドがやってきました。
「ちょっと待て。」
「お隣のまいさんの心境は大丈夫かい?」
隣のまいさんと目線を合わせると、
お互い不適な笑みを。
「よかった!営業手法だと気づいている!」
「ちゃんと研修受講中だ」
その後、商談をこちらから
クローズに持ちかけると
ソクラテステクノロジー弾を発射。
(ホイホイの扉を閉められる感じです)
ほんとすごい!
このホイホイ、粘着力がハンパない。
おそらく、マニュアルがあるんでしょうが
それにしても粘り強い。
素晴らしいトークの応酬です。
◆研修終了。
結論:「買いません」。
理由も明確に伝達。
相手も100%納得&同意。
お互いに健闘(?)を讃え、
「大いに学びになった」旨、感謝を伝えました。
すると、逆にえらく感動されて、
販売担当というより、お友達のような感じで
熱くお互いの未来を語り合う時間へ。
商談を通して
素敵な話がたくさん聞けたし、
プロフェッショナルとしての
トークスキルも学べて
とても有意義な時間でした。
*セールスの裏側についてもお伺いできました。
ご担当の方からも
「出会えてよかった!」
「上原ファミリーのファンになった!」と
ありがたいお言葉もいただき、
ブースどころか会場の外までお見送り、
さらには子供たちに特別なお菓子まで。
ゴキブリホイホイの厚い雲の奥には
とても清々しく、眩い光が差し込み、
私たちの心を照らしてくれました。
さぁ、子供たちよお待たせ!
いただいた1万円割引チケットを持って
意気揚々と晩餐の館へ。
ディナービュッフェで、家族全員
満腹の笑顔。美味しくいただきました!
<余談>
娘「パパ、このホテル本当に素晴らしいね!」
私「なんで?」
娘「だって1時間お話し聞いただけで1万円もらえて、
しかもお菓子ももらえるんだもん!」
私「・・・・・。」
いつかこの日のブログを見ながら
趣旨や経緯、学びを共有したいと思います。
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