【6519】お話解説書。
2022年11月7日(月)
ノンストップで18年目突入。
連続更新6519日目の超個人的日記です。
◆イベントを終えて
新たな1週間の始まりです。
今週は水・木・金と納品があるので
今日明日は「絶対声帯温存」で過ごします。
昨夜は家族で再びイベントの反省会。
私の中で、1日経って
いろんな反省ポイントが出てきました。
◆今回の反省。
今回振り返りを行う中で
私は1つ1つのエピソードを
「前提」「ストーリー」「事例」「学び」
といった流れで伝えていることに気づきました。
(今まで無意識でやっていました)
それにおいて、今回は
「質問を受けてそれに返す」対談形式の中で
話の展開がけっこう早いペースで進み、
前提をやや大雑把に話してしまったのです。
せっかくなのでもう少し
細かく説明します。
例えば、
「ドミノの世界記録に挑戦されたんですよね?」
という質問(振り)をいただいた際、
1、【前提】を話す。
「そもそもドミノって何?」
「世界挑戦ってどういうこと?」
「どんな感じで行われるの?」
といった背景説明を行い、
聞いてくださる方の頭の中の世界観を作ります。
見ているもの、聞こえてくる音、心の描写を
話し手と聴き手でチューニングし、
近しいものが見えている状態になればOKです。
2、【ストーリー】を話す。
そこで何が起きたのか?
どんな体験をしたのか?
「面白い!」「えーっ、大変!」といった
感情のリアリティを一緒に体感してもらいます。
「ドミノ」という世界を知っていただき、
興味を持ってもらうわけですね。
その際、起きた事象だけでなく、
「必ず」その時の感情を伝えることが大事です。
3、【事例】を話す。
それを聞き手の皆さんの日常の事例に接続します。
今回伝えた内容で
「いかに多くのドミノを立てたか」
「いかに難易度が高いか」を理解してもらうために
使った事例は
「例えば、みんなの小学校の教室で
大きな1枚のドミノの絵を作るとすると
3000個くらいのドミノを使います。」
「そして、世界記録のために私たちが
挑んだ個数は200万個です。」
とか、
「遠足に行くときに正門前に大きなバスが
何台も止まって、クラスごとに乗っていくよね。
そのバスの大きさくらいのトラックが9台
体育館に横付けされて、そのトラックの荷台には
ドミノがビッチリ詰まった、山のような
段ボールが積まれていた。」
「重っ!!!この段ボールすべてのドミノを
これから1ヶ月で全部立てるのか・・・と
途方に暮れたところから世界記録の挑戦が始まった」
など。
ドミノという異空間の世界を
小学校の教室や遠足のバス、
学校近くの公園などの事例を使って
日常と接続していきました。
「未知(聞き手が体験したことのない話)」を
「既知(聞き手の日常にある話)」と
繋ぎ合わせられるか?
いつも話す時心がけているポイントです。
*アニメやマンガ、スポーツなどの
たとえ話が役立ちます。
4、【学び】を話す。
その体験から学んだこと(教訓)をまとめます。
その内容が、学校の勉強やスポーツ、
お友達との人間関係、受験、習い事など
自分が対峙している日常に応用できる
(=普遍的原則)ことを伝えます。
そうすることで、
小学生は小学生なりの視点で
お母様はお母様の人生経験を踏まえた視点で
ご自身の疑似体験としてドミノが接続されます。
話が長くなりました。
元に戻すと、今回インタビュアーの方が
事前に打ち合わせをする中で
「子供たちにいっぱい話を聞いてもらいたい」
「エピソードが盛りだくさん!」と
思ってくださっていたこともあり、
前提をすっ飛ばした各論の話に。
聞いている皆さんの理解のペースより
かなり急いで(端折って)話してしまいました。
もっと聞いてくださっている皆さんに
配慮できたはずだったんですが、
LIVEの「流れ」「勢い」に乗った感じ。
「一緒に場を過ごす・味わう・分かち合う」
といったスタイルではなく
「どんどん話を引っ張っていく」
漫才師的展開になってしまったことを
個人的には反省したのです。
◆それもまた良し。
ただ、まいさんの感想としては
「いや、逆にスピードが早くて
一部わからない部分があることで
『えっ、何それ?』
『何でそうなるの?詳しく知りたい!』といった
興味につながってよかったと思う。」
「一番後ろから会場を見てて、
皆さんの集中力と前のめり感がすごかった」
とのこと。
穴埋め問題のように、
対話の中に「???」があることで
逆に印象に残った気がしたらしいです。
実際、参加されていたお母様から
「もっと話が聞きたいので
別途お時間いただけませんか?」
というオファーをいただきました。
これはこれでよかったのか。
寄り添って丁寧に伝えるも良し。
一方的なしゃべくり漫才もあり。
それがLIVEの良さですもんね。
新たな感覚を得ることができました。
<余談>
PTAの方から画像がたくさん送られてきたのですが
私、1枚も「笑ってないです」。。。。
新たな反省。
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