【6517】想定外が面白い。

2022年11月5日(土)

ノンストップで18年目突入。

連続更新6517日目の超個人的日記です。


◆本番当日。


イベント当日になりました。


声がほとんど出ません!!!


昨日も万全の準備を行ったのですが

調子が戻ってません。



しゃべる代わりにドミノでも並べようかな。

(実際に世界記録挑戦の際に使ったドミノです)


「トークイベントで声が出ない演者」って

「クリープを入れないコーヒー」

のようなものですね。(昭和)


◆思い出した記憶。


そういえば、、、、

世界記録挑戦本番当日の朝。


私たちは世界記録更新分のドミノを

まだ立てられていませんでした。


1ヶ月間、1日20時間

作業を重ねてきたのに

「スタートの段階で負けが決まっている」

「世界記録失敗が確定している」

「その様子を全国にオンエアされる」

という危機にあったのです。


そこから最終日の作業は

鬼気迫る緊張感のもと、

尋常じゃない集中力でリカバー。

当日の夕方、ついに

世界記録の個数を超えていきました。


TBSのカメラが400台くらい入り、

中継車含めスタッフも大量に体育館入り。

騒然とした雰囲気の中、

全員黙々と最後の作業を行った記憶が蘇りました。


「間に合わないかもしれない」という

プレッシャーの中で泣き出したメンバーも

複数いました。


その光景を20年以上ぶりに思い出した。


結果、19時本番スタート予定だったのを

22時くらいのスタートに延期。

満身創痍の状態で番組収録が始まりました。


ちなみに私は直前6日間、

ほとんど寝ておらず、

メンバーのほとんどが2日間以上

徹夜してたと思います。


眩しいスポットライトを浴びて

大音量のBGMをバックに、

三宅裕司さんと西村知美さんの

華々しいオープニングトークでスタート。


その舞台袖には

いつ倒れるかわからない自分達のために

医療関係の方々がスタンバイしていました。


*そして何人ものチームメンバーが

その後倒れることになります。。。



当日の朝、スタッフに呼ばれ、

チームリーダーとしての取材において

「作業が間に合わなかった時のコメント」を

考えておくように言われましたが

「大丈夫です。間に合います」

と伝えました。



挑戦する前から

「できなかった時のコメントを考えろ。」


「は???」


世界記録更新というゴールに向けて

そんなくだらないことを考えて

くよくよしている時間があるなら

目の前のドミノを立て続けるしかないのです。



◆結論


今、ぶっちゃけほんとに

あまり声が出ない状態なんですが、

「うまくいかなかったらどうしよう」

「ご迷惑かけたらどうしよう」

といった気持ちは

1ミリたりとも持っていません。


なぜなら

「必ずうまくいく」ので。


今はそのシナリオが

想定外の展開になっていることが

とても面白いし、興味深いし、

ワクワクしています。


あと、5時間。

ほんとありがたい。

すごく貴重な経験させてもらってます。


香港製・世界記録挑戦公認ドミノ。

裏面は「昇り龍」。


ぶちかましてきます!


PRECESSION ! TAKASHI UEHARA OFFICIAL BLOG