【6496】柵の中の人たち。

2022年10月15日(土)

ノンストップで18年目突入。

連続更新6496日目の超個人的日記です。


◆柵を作る。


セミナーオブザーブしていて、ふと思ったこと。

「柵を作る」話について。


自分の物

自分の家

自分のチーム

自分の子供

自分の庭

自分の国

などなどなど

これらはすべて「柵を作る」行為。


採用活動をやっていたときは

敢えて競合に対して対立構造を作り出し、

チームを鼓舞していたので

「こっち=味方 vs あっち=敵」という

図式がありました。


これも柵の1つですね。


ウクライナvsロシア

アメリカvs中国

白組vs紅組

領土問題も然り。


柵を作ると、

win-winの協働意識から離れていき、

対立構図が生まれます。


◆公園にて


私は、公園に遊びに行く時、

娘たちはもちろんですが

他のお子さんも同じように

「ジャングルジムから落ちないか?」

「ブランコの前後に子供が歩いていないか?」

などをチェックし、

声がけしたり、サポートするようにしています。

(何回か落ちかけた子供を支えてあげたことも)


すると、(言葉には出しませんが)

「ウチの子に何するのよ!!」的な表情の

親御さんって稀にいらっしゃいます。


「いやいや、アンタがスマホばっか見てて

子供を見てないから、高いところから落ちて

怪我する寸前だったのを私が助けたんですけど」

と心の中では思いますが、口には出さず。


ウチの子vsヨソの子。


柵があります。


児童館では子供たち同士の

変な縄張り意識も見られるようです。


いつも来ている子と時々来る子。

常連vs新参者。


「私たちの遊び場」に

「時々来る友達」は入っていない。

よって、入れてもらえない。

そもそも児童館は

あなたのものではないんだけど。


1つ1つの構図を見ていると、

とても学びがあります。


1つ言えるのは、

柵を作っている人たちより、

柵を取っ払って対峙している人の方が

間違いなく「自由」だということ。


柵まみれの方々は

おそらくいろんな周囲との比較をし、

優越感を持ったり、

劣等感に苛まれたりするといいます。



人生の中で、日々の生活の中で

強固に持っている「柵」はないか?


チェックして、その柵の必要性について

再考する機会を設けてみてはいかがでしょうか。



ポイントは

自分の何かと他の何かを

明らかに分断している

考え方や振る舞いがあれば、

その深層を見ていく必要があります。


持つべき柵。

不要な柵。


両方あっていいと思いますが、

不要な柵に関して執着してないか?

チェックしていきましょう。






PRECESSION ! TAKASHI UEHARA OFFICIAL BLOG