【4813】情動優位で動かない。
2018年3月7日(水)
ノンストップで14年目突入。
連続更新4813日目の超個人的ブログです。
春季キャンプ5日目。
4月に向けていろんな準備に入る中で感じること。
「情動優位で動かない」
「情」の管理、「知」の管理と言いますが
方向性を検討するときに
「感情」で判断すると必ず路頭に迷う。
そして迷うから
感情は下がる。
悪循環です。
感情はあくまで起爆剤であり、
情と知のバランスを取ることで
冷静に判断できると思うのです。
*そのベースになるのは
純粋性であることはもちろんですが。
この3月は
冷静に物事を理解・判断する、
=「知」の力を活用する1か月。
「絶対値で見るのではなく
パーセンテージで客観的に見る。」
絶対値比較だと(例えば株でいうと)
「いくら上がった!下がった!」といった
必ず短期視点になり、
情動優位性が高まります。
パーセンテージだと長期視点で
俯瞰して見れる。
「ある定点から何パーセントか」
で見るべき。
<痛い、懐かしい話>
それで思い出したのが
以前、ストックオプション株が
2000万円を超えたことがありました。
当時、30代半ばくらいでしたから
2000万円という金額は非常に大きく
毎日株価をチェックしていたのを思い出します。
ところがその株は
リーマンショックの影響もあって
紙屑同然まで下落することになります。
その時の心理といったら(笑)
「2000万円を失った!!!」と
かなり悔やみました。
でも今はそれが違うことを
ハッキリ理解しています。
2000万円という数字は絶対値で、
しかも最高値ですから
そこと比較をする限り、
どんなに(実は)含み益を得ていても
気持ちはマイナスの感情で支配される。
これは情動で動いてる状態。
しかも換金しているわけではないので
架空ですからね。
ポートフォリオをしっかり組み、
全体の枠組みの中で
パーセンテージをチェックしていれば
何も動揺することはなかったんだなぁと
懐かしく思い出しました。
(結局、それをやらなかったから
紙くずになった、笑)
絶対値や最高値比較を
キャリアの世界に転換すると
先日のダイバーシティ研修でも
そういった話が出ました。
育休明けで時短で働かれている方が
「復帰前はこれだけやれたのに
今は保育園のお迎えがあるから
時間制約があり、以前より
パフォーマンスが落ちている。。。」
いやいや、
産休前の自分と比較する必要はないし
比較するから情動優位になるのです。
状況が違いすぎるわけですから
パフォーマンスレベルを再設定し
「今の自分」に合った状態に
変えていくことが大事。
そしてそれ以上に
上司や組織が状況理解し、過去と比べず、
新たな働き方のKPIを設定することがMUST!
先日の研修でも
どうやって社内を巻き込んでいくのかの
展開について語り合いました。
話がやや拡散してきましたが
今日の自分に対しては
◆情動優位で動くな
◆ポートフォリオを組んでマクロ視点で
◆各論絶対値ではなく全体のパーセンテージで
自戒の念を込めて。
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