【6410】家族研修⑤

2022年7月21日(木)

ノンストップで18年目突入。

連続更新6410日目の超個人的日記です。


◆今回の経験を目的論で考える。


「今日から夏休みだ!」

「48日あるんだよー」と娘が語ってくれましたが

ちょうど同じくらいの時間の強化合宿に私は突入中。


いきなり大きなお題を抱えて

学びを得る生活が始まっていますが、

現在の期間での大きなテーマが

「すべてを目的論で考える」習慣の確立。


原因・結果の因果関係ではなく、

未来の習慣を現在に据えた「目的論」で

物事を見るトレーニングをやろうと。


そのための学びとして

いろんな資料の読み込みを始めていたのですが

家族全員40℃の発熱という、

何とも苦しく、辛いコンテンツが

突発的にやってきました。


ただ、この本物の危機に対して

目的論でリアルに取り組めたのは

本当に大きかったです。


資料の読み込みといった机上の空論ではなく、

危機的リアルな状況で目的論を考えられた。


よくぞ。

この機会が。



◆「あなたのこどもが高熱になったら?」


目的論と原因論で

2つの思考タイプ別アプローチに分かれます。


目的論:

「高熱になる目的は何?その目的をサポートするには?」

→高熱が出たのは、入ってきた菌を、免疫が退治するため

→高熱を出すのは、リンパの活動レベルを高めるため

→よって、菌を退治しおわるまで熱を上げることが大事!

→熱を上げる目的は免疫のサポート。

毛細血管への血流を推進する生姜湯を飲ませて、

体力の消耗を抑えるために

頭はアイスノンで冷やしてあげよう

→ガンバレ!もう1段熱を上げるぞ!


もう一つのタイプの

子どもが高熱を出した場合。


原因論:

「たいへんだ!解熱剤を飲ませなければ!」

→熱があるのは問題だ。問題だ。問題だ。どうしよう。

→なんとかして熱を下げたい。早く下げねば。

→熱を下げたら、免疫機能は低下するので、菌は減らない

→減らない菌に対抗するため、

身体はなんとか熱を上げようとし続ける

→なんで熱が上がるんだ!!もっと強い薬を飲め!

→解熱剤で熱を上げることをブロックするので、

免疫さんは疑心暗鬼になる

→消耗が長引いて、免疫力も落ちる




今回の健康に関しても、

まず高熱を責めない。高熱は悪くない。

「ウイルスが悪い!!」=他責にしない

「なんて可哀想な私!!」=被害者意識を持たない

目的論で考えれば「どうすれば?」が見えてくる。



同じように、

私たちの感情や

その感情から生まれる行動も、

目的論で考えると摩擦は解消できる。


今回はまさにこの実地訓練。

これは病気ではなく、

人生における研修以外の何物でもない。


学び多き1週間になってます。

でもそろそろ終わっていいね。

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