【4646】フィンランド経由、JAM

2017年9月21日(木)

ノンストップで13年目突入。

連続更新4646日目の超個人的ブログです。


数日前から紹介しようと思ってた

メッセージがあります。


これは今トビタテ日本代表で

フィンランドに留学中、秋田大学の

みのりさんから仲間へのメッセージ。



(以下原文まま)

今、北朝鮮のミサイルが北海道を通過して

太平洋ってニュースで見たけど、もしかしたら

北海道に落ちる可能性もあったってことだよね?


今日本にいないから詳しくはわからないけど、

いないからこそ客観的に聞いてとても恐ろしい。

個人的にミサイルが落ちた先の海も

海の生物も破壊されることを考えると、

なおさら北朝鮮の非人道行為にとても憤りを感じる。


でもそれと同時に、日本人の感覚も怖い。

というのは、いつどのように、

さらに危険な状況に転じるかわからないのに、

特にツイッターとかで"北朝鮮" "ミサイル"を

キーワードに、ふざけたコラージュ作ったり、

それをネタに面白い文章書いたりって、

おかしくない?


こういう感覚を築かせる社会であっていいの?

平和ボケしすぎでないか?って個人的に感じた。

もちろん日本人全員そうだという意味でもなく、

ごく一部に当てはまるかもしれない

ということが言いたい。

もし今自分も日本にいたら、今の自分とは

違う考えを持ったかもしれないとも考えられるし。


わからない。あくまでもこれは一例であって、

少なくとも私が言いたいのは、

海に囲まれた"島国"という枠組みが、

他の国境をもつ国々の人々とは

少し違う感覚を日本人に

もたらしているのではないかということ。

すなわち、"島国"がどれだけ

私たち日本人の価値観や文化、社会に

影響しているかということ。


最近ものすごーーくそれを感じる。

というか考えさせられる。いろんな観点で。

これは明らかに、

自分が日本の外ににいるからこそ

見えた視点でもあるかな。




その後彼女は私に対して

次のような個別のメッセージ(抜粋)を。



自分の感じていることを

周囲の人にだけにでも

影響、というほどでもないですが

伝えたいと思って投稿しました。


⇒彼女は留学前

「自分に自信がない」といって

意見を人に伝えるのが苦手でした。

その彼女が堂々と発信しているところに

大きな変化・成長を感じます。



最近は日本を客観視するあまり、

批判的になりすぎて良くないな…と

思うこともあります。帰国したら平等な目で

見ていこうと考えているところです。


⇒こちらもちゃんと俯瞰できていますね。

正直に素直に思ったことを

伝えられるようになったのでしょう。

人の意見には主観が入りますから

「平等な目」は難しい。

それなら外から感じたことをしっかり

発信すればいいと伝えました。




個人的には

「ミサイルが落ちた先の海も

海の生物も破壊されることを考えると」


私はここに一番心を打たれました。

この視点を持ってる人って貴重だと思う。


北海道には落ちなかった。

でも落ちた場所の

海の生態系は壊されたのかもしれない。




さぁ、こんな夜は

イエモンのJAMを。


「残念だけど、この国にはまだこの歌が必要だ」


朝日新聞掲載の広告より。

秀逸なキャッチですね。

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