【4623】夏の決断~家族の場合
2017年8月29日(火)
ノンストップで13年目突入。
連続更新4623日目の超個人的ブログです。
今日の内容はものすごく濃くて
長期間にわたる意思決定のため
ブログでうまく伝達しづらいのですが
ご興味ある方はぜひ直接お話ししましょう。
この夏の大きな出来事として
まいさんが会社を退職し、
事業主として独立しました。
しかし、これは久遠の
産休・育休に入った段階で
何度も家族会議を行い、
今後の家族のあり方について
考え抜いた結果の「決断」でした。
「会社を退職する」
この決断は別に大きなものではありません。
ただ、退職するときに
「どうなっていたいか」の理想像に向けて、
この2年間かなりの時間を使って
戦ってきました。
その結果、1年前には
想像できなかった状況を
自分の手で見事に創り上げ、
2年前の決断を
「正解」に導くことができたのです。
産休・育休に入る方が取る
1つの選択肢が「復職」。
これは素晴らしいですね。
組織に戻れる。
仲間がいる。
収入が安定する。
会社の制度を利用できる。
などメリットがいっぱいです。
一方で
時短で働くので気を遣う(遣われる)
パフォーマンスが出しづらい。
子供が病気になったりすると
すぐに仕事をセーブしなければならない。
育児と仕事で自分の時間が無くなる
など、ストレスが増大することも多い。
今回私たちは復職とか離職の前に
「自分たちはどういう人生を生きたいのか?」
の究極の理想に立ち返りました。
産休・育休制度は
もちろん会社のサポートを得て
子育てを行う期間ですが
それと同様に、ゆっくり落ち着いて
長期的人生を考えることができます。
出社しないでいいので
数字のプレッシャーもなく、
人間関係に悩む必要もない。
達成会の出し物も考えなくていい。
組織と距離を置くことで
今の仕事や時間の使い方、人間関係が
果たして望むべきものなのか?を
熟考できる時期だとも言えます。
しかし、産休・育休の時間は
必ず終わりが来ます。
その頃に考えてももう遅い。
考え、動き、試行錯誤を重ねて
最終判断は一瞬で決められる状態が
望ましい。
そこで私たちは組織に所属しなくても
仕事を続ける方法。
会社から給料をもらわなくても
それ以上に収入を得る方法。
出社しなくても、自由に自分で
時間をコントロールする方法。
そして何よりも子供の成長を
間近でしっかりと見れる環境。
自分の理想とする働き方を考え、
それを改革する。
まさに個人版「働き方改革」を
プランニングし、
2年間実行し続けました。
その結果、自宅で子育てをしながら
時間を自由に使い、自分が好きで
やりがいのある仕事を行える。
そして会社に勤めている時より
収入が多い、という状態を構築し
会社にお世話になる選択肢を外しました。
決断当初はデメリットとリスクとの戦いで
相当な苦労をしましたが、
2年間の努力を経て、結果が出た今
意思決定はスムーズに運びました。
決断したらやるしかない。
しかし「楽」な決断は決断ではありません。
何度も諦めそうになりました。
例えば、スタートからなんと8か月、
まる1日働いてる状態なのに
月の手取りが3万円・・・・。
時間の自由どころか
全然自由がなく、寝られず、
並行する育児でもストレスも溜まり、
金もない(笑)
「こりゃ軌道修正したほうがいいね」
と何度も話し合いました。
そんな状態からのスタートでしたが
現在年商は1500万円を突破。
今月は単月200万超えも達成しているので
来年度は間違いなくこれ以上行くでしょう。
利益率はまだまだ改善の余地ありですが、
ビジネスを回すことよりも
時間をフルに自己裁量で使い、
「自分の人生を自分で生きている」
実感があるのがものすごく大きいはず。
ロングターム思考で
形を作った2年間。
家族としてとてもいい決断になりました。
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