【6192】稚拙な言葉に逃げない。

2021年12月15日(水)

ノンストップで17年目突入。

連続更新6192日目の超個人的日記です。


◆稚拙すぎる言葉


昨日の続きですが、

おそらくおわかりの通り、

選手たちの感想の言葉に着目しました。


「ボールの呼び込みのタイミングが1テンポ早いね」

「たたんでいる左手の返しがきれいに前に出てるね」

「初動の重心移動がスムーズで体幹が崩れていないね」


上記は適当に書きました。


もし私が目の前で

素晴らしいプレーを見たとしたら

「自分と何がどう違うのか?」を

徹底的に分析します。


今回の記事を読んで思ったんですが

一流のプロの技を間近でみて

「すごい!」って何を学んだんだろう?


もしかするとこれらを書いた記者がボンクラで

一部の言葉を拾っただけなのかもしれません。


あと「えぐい」って何でしょうね?


よくテレビで一流選手がサプライズで学校訪問し、

高校生とかを指導する番組とかを見ると

「えぐい!」とか「やばい!」とかって

感想を述べている姿をよく耳にするんですが、

感情や学びをもっと言葉に変換させる技術が必要です。


学びを得るとき、

体感値は感覚で構わないのですが、

技術・スキルにおいては

「ヤバっ!」「すごっ!」とかで

再現できるわけがありません。


ましてや「えぐい」って何なんでしょうか?

意味不明です。


せっかく超一流のプレーを間近で見るわけですから

徹底的に分析すべき。

なぜならば超一流のプレーは

超一流の科学の礎に基づいて形成されたものだから。


思考・分析の解像度が低すぎる。


「やばい」「えぐい」は

完全に思考を止めている言葉です。


スポーツに限らず、

ビジネスの商談でも

人間関係のコミュニケーションでも

議事録作成でも

「あの人、すごっ!」

「あのプレゼン資料、えぐいねー」

「あの行動力、やばくね?」とかっていう

マジ稚拙なワードでその場を収めないよう、

個人的に気をつけねばと心に刻みました。


抽象度の高い言葉が口から出たら

一旦動きを止めてみる必要があります。


それはもしかすると

思考停止のシグナルかもしれませんので。



<余談>

空を見上げ、思わず思考停止になりかけた

都内では珍しい七色の虹。


昨日の寒さの中、雨上がりの上空で

大輪の花を咲かせていました。

来年は虹のパレード・ハワイに戻りたい!


そういえば、

今年もハワイのコンドミニアムの

高額な管理費の請求書が届いていました。

誰も使ってないのに請求額は上がる一方。


現地でもコロナ禍で仕事がなく、

人件費を上げないと優秀なスタッフが確保できない、

とのもっともらしい理由が記載されていましたが、

腑に落ちないなので問い合わせします。



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