【6090】9月4日に期する。

2021年9月4日(土)

ノンストップで17年目突入。

連続更新6090日目の超個人的日記です。


◆9月4日。


私の人生の流れが大きく変わった1日。

あれから31年。

恩師の命日に際し、

家族全員でお墓参りに行く予定が

メガトン級の訃報が飛び込んできました。。。


何というタイミングでしょう。

ちょっと心を落ちつけるために、

粛々と昨日の続きを書きます。


◆コーチステート


静かに墓前で手をあわせる。

瞑想する。

ヨガを行う。

深呼吸をする。


これらの時は心が落ち着き、

静かで穏やかな気持ちになることでしょう。


*実は今穏やかな気持ちではありません。

よって、敢えて

穏やかな話に持っていかせてください。


一喜一憂、ノリノリで

興奮して、激しさを伴いながら

フンゴッ!フンゴッ!と鼻息を弾ませ

ヨガや深呼吸をする人はいませんね。

(座禅だったら背中はミミズ腫れです)


この静かさを自分の中心に持つのが

コーチステートであり、

昨日のクラッシュステートと

対比されるものになります。



<コーチステート>

Centered:中心を感じている。

Open:文字通り。オープンマインド。

Aware:気づき

Connected:つながっている。

Holding:保持する。



Centered:中心とつながる。

ヨガをやってる方やスピリチャルに詳しい方は

チャクラの存在をご存知だと思いますが、

一本の線で繋がっている感じですね。

「問題が起きている」の時は、

間違いなく、自分が「中心」を失っている時です。


Open:オープンでいる。

クラッシュステートにあった

「縮こまってる」の反対。

心やエネルギーがオープンで開放されている状態。


Aware:周囲に、また内面に気づいている。

アウェアネスとも言いますね。

目・耳・口・内なる声、など五感や体感と

つながっていて、自分自身を知れている状態。


Connected:つながっている。

自分のセンターとしっかりつながっている感覚。

1、自分とつながる

2、相手とつながる

3、自分と相手を取り巻く「場」とつながる

この3つの一貫性を感じる。


Holding:その状態を保持する。

C・O・A・Cをホールドする。

すべてを受け止め、その状態のままでいる。


個人的な意見・解釈で書いてますが

まさに「瞑想」ってこの状態ですよね。


この状態を「自ら」創り出す。


つながりや平穏さは、

与えられるのではなく

自ら創造するものです。


クラッシュステートに陥った時、

いかにこのコーチステートに早く戻れるか。


人によってはクラッシュから

数ヶ月、いや数年以上、

戻ってこない方もいらっしゃいます。


どちらを選択するかは

すべて自分次第。



◆31年前の9月4日。


恩師の46年の人生の終焉と直面し、

当時21歳の私は

しばらくクラッシュステートから

立ち直ることができませんでした。

今は穏やかに、コーチステートで向き合えますし、

感謝の想いが年々増してきます。


いつも温かく見守って、鼓舞していただける

素晴らしい恩師であり、その学びは

今も自分の中心にしっかりと刻まれています。


そんな中、

もう1人の恩師の訃報が飛び込んできました。

これは「泣くしかない」でしょう。


この30年間で

一番、号泣しました。


ちょっと後日振り返らせてください。



◆余談〜人生の系譜


*混乱しますが、本日9月4日に

命日を迎えた恩師との話です。


<小学校5年:10歳>

雑誌記事を通して恩師に出会う。

「この先生に学びたい!」

10歳で志望校を早稲田大学に決定する。

(理由:先生が早稲田大学の教授だったため。

早稲田に行かないと先生の授業を受けられない)


<浪人時代:20歳>

国立大学現役合格至上主義の高校で

早稲田大学受験を先生に阻止され、

受験に必須の調査書を書いてもらえず、浪人。

春の高校バレーの解説で

テレビに出ている先生の姿を初めて見る。


<大学1年:20歳>

2浪を経て早稲田に入学。

先生のいらっしゃる人間科学部を選択。

キャンパスですれ違うも、緊張で立ちつくす。


先生の研究室に入りたいと願うも

「高倍率の人気ゼミはコンピューター抽選で決定」なる

お達しが事務局から発表。

「研究室に入れなければ10歳からの夢が終わる」

小学校5年生からの思いを手紙に書き、

先生の自宅住所を調べまくり、直接ポストに投函。


<大学2年:21歳>

念願のゼミに合格。

10歳からの10年越しの願いが叶う。

最初の授業の後、1人研究室に残され、

先生の計らいで

コンピューター抽選から除外された事実を知る。


そこで先生への弟子入りを懇願。

毎日のように食事をご一緒させていただき

奥様や2人の娘さんとも家族ぐるみの付き合い。

師匠との二人三脚が始まる。


しかし、出会いからわずか4ヶ月。

先生が突然の体調不良で入院。

その2ヶ月後、46歳の人生が終焉。

10歳の時から思い続けた夢の幕が閉じる。


その後、時が流れ、

私も先生と同じ病の宣告を受けるも、

自分の人生を包む大きな存在に生かされ、

今日に至る。




今日、親や仲間や子供や同僚と

会えている、話せている、笑っている、

ムカついている、ケンカできている・・・


これは「奇跡」ですよ。


生きていなければ

それをリアルに体感することはできないのです。


今、私と心の対話を重ねている

すべての皆さんに、改めて感謝申し上げます。



9月4日は、そういった気持ちを

毎年思い起こさせてくれる、

とても素晴らしい1日です。


先生、いつも見守っていただき

ありがとうございます!









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