【6008】ティッシュバラバラ事件。

2021年6月14日(月)

ノンストップで17年目突入。

連続更新6008日目の超個人的日記です。


◆生徒は母親


先週からの新企画。

月曜日は子育てシリーズ。

(早くも終わりそうな気がする・・・)


幼児教室に姉妹が通い始め、

私はオーナーになるかどうかを検討中。


教室では「母親が主役」。

「生徒はお母様です」と

ハッキリおっしゃってました。


週に1回、月に4〜5時間教室に通うだけで

子供の能力開発は図れない。

この4〜5時間でやり方やスタンスを学び、

それを自宅で反復・実践する。

そしてわからない・うまくいかないところを

また教室で学ぶ。


理にかなってます。


◆叱らない育児


目標は「叱らない育児を実践する」。


叱らない育児とは

「子どもが泣き叫んでも、暴れても、

モノを投げても、我慢し、

とにかく何でも褒めて育てる」では

決してなく、

「なぜ子どもが泣くのか?暴れるのか?

モノを投げるのか?」などを理解し、

子どもの立場に立った接し方で

叱らなくても済む育児、

自分がストレスを溜めない育児を行うことだと。


そう。ストレスが発生するところが

一番大きな問題なんですよね。


実は「習慣の履歴書」のメソッドと

非常に近しい話をしていただきました。


◆ティッシュが空っぽ


「育児あるある」の一つの例として

BOXティッシュを勝手にどんどん取りまくるの巻。

(財布からカードやお札を抜きまくるの巻)

(保険証や診察券をポーチから抜きまくるの巻)


<悪い例>

ケース:ティッシュを抜きまくって遊んでいる。

「やめて!!!なんでこんなことするの!」

「大事なモノなんだよ!」「前も言ったでしょう!」

「何度言わせるの!」「ダメよ!」「バシっ!」


<このケースの問題>

子どもにとって興味があるものを

見える(手にとれる)ところに置いてあること。


<対策>

財布やポーチは見えない場所に。


<それでもやってしまった場合・・・>

ケース:ティッシュを抜きまくって遊んでいる。

(ここまで一緒)

「あ!しまったー。テーブルに置いといた」

ここで子どもに対して怒り出すのではなく、

まずティッシュを届かない場所に移動させる

という自分の行動を先に行い、その後

「よし、遊ぶか!」と次に移る。

(ティッシュについてももちろん指導してOK。

でも怒鳴ったところでまた繰り返すので無意味。)


「ティッシュを抜きまくっている」という

事象は一緒でも、そこで

「子どもにとってはこれ楽しいんだよね」

という知識があるかどうかで

取る行動のパターンが変わる。


刺激・反応のモデルであり、

習慣の履歴書でもこの瞬時の反応を

どう変化させるかに相当注力します。


また、「触られたくないものを

触られるところに置かない環境づくり。」


これは STEP7以降で出てくるのですが

望む結果を出すための行動パターンを

いかに簡単に設定するか?

また、望まない結果が出てしまうための

行動パターンをいかに困難にするか?

と全く同じ。


「財布からカードを抜き取って欲しくない」

「だったら抜き取るのが困難な状態を作る」

「財布やポーチを見えないところに置く」


「知識の有無で天と地ほど育児は変わる。」


叱らない育児で、各家庭のお子さんの

能力が最大限に引き出されていくか?

それとも虐待にエスカレートしていくか?


人として未成熟な

0〜3歳の育児は

その子の一生を決めてしまう

と科学的データをもとに断言されてました。


主役は母親とのことで

私はサポートに回りますが

今後は今まで以上にしっかり

教育に関わっていきます。


次回は「子どもの天才脳が喜ぶ育児」について。

また来週!





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