【5997】自己再構築。

2021年6月3日(木)

ノンストップで17年目突入。

連続更新5997日目の超個人的日記です。


◆昨日の続き


<大手企業のリストラニュースを見て>

2009年に自分は自分に対して

リストラを断行したという話を書きました。


会社からは強い慰留を受け、

結果的に会社の業務を一部引き継ぐ

といった形になったのですが、

給料は80%減、ポジションもなくなり、

正社員から有期の契約になりました。


安定的に入ってくる給料が

なくなった時の将来への不安感。

今思うとすごく貴重な経験となったわけですが

当時は怖かったですね〜。


でも、それは

「自分で決めたこと」でした。


◆リストラの理由


私は30歳で入社した時から

「自分の掲げた目標を達成せず、

会社に貢献ができなかったら辞める」

と毎年の目標面談で伝えており、

それと同時にある一定の

自由裁量権をいただいていました。


入社当時の私の上司は役員で、

最後の3年は社長だったのですが、

1on1の面談や人事考課、評価伝達の際に

細かいことを言われたことは一度もありません。


上司「目標はすべて自分で決めていい」

「今年は何をやる?何を目指す?」

私「会社のためにこれを目指します」

上司「わかった。会社は全面的に応援する」

私「達成できず貢献できなければ辞めます」

上司「辞めなくていいから頑張れ」

といった簡単な流れでした。


2009年3月期も目標は達成。

毎年の約束は守り続けたわけですが

この先10年の会社の未来を考えたときに

「自分の力はこの組織では通用しない」と

身を引くことを決断したのです。

(話が飛躍してますが、もっと詳細書き始めると

小説になるので割愛)


世代交代を感じていたのも事実。

年だけ取って、ポジションにしがみつく

余剰人員には絶対になりたくなかったし、

そうなる可能性も少しずつ見えてきたので

「余計な自分は早い段階で切ろう」と。


過去にすがるのではなく、

新しい未来を作る方向に

人生をシフトした出来事です。


また、この人事は突然決まったのではなく

2008年の目標設定の際、

既に社長との1on1で話していました。

予定通り、1年後に決断したといった経緯です。


◆6000日を前に。


実は全く同じことが起きています。

今お世話になっているパートナー企業からの

発注を控えていただくことを各社に依頼。

交渉に入っています。


既存の働き方から

未来の理想の働き方へ

シフトチェンジするにあたり

今の環境をリストラし、

新しい体制に切り替える必要を感じています。


今の生活が嫌なのでは全くなく、

逆に素敵な環境で自由にやらせてもらって

本当に感謝しかないのですが、

パートナー会社にも自分にも

迷惑かける前に動こうと思ってます。


「楽にできるようになった」

それではこの先が見えている。



◆真の安定のために、見かけの安定を捨てる


自分の人生に自分でケリをつけ、

進むべき方向に進む。


常に自分をリストラできる自分でいる。


勇気がいる決断ですが、

コンフォートゾーンを出る時の

「ほんとに大丈夫かよ・・」といった怖さは

人生の中でとても必要なスパイスだと考えます。


自分の意思を無視した形で

人生のコンフォートゾーンの外に

いきなり放り出されてしまう

「なんとかキャリア支援プログラム」より

自分で自分を放り投げ、最新再生を図る

「自己リストラクチャリングプログラム」へ。


6000日がちょうどその機会。

いろんなことの断捨離が動き始めています。



<余談>

もちろん家庭がある中で、

経済的にも人間関係的にも、

簡単に決行できることではありません。

だからこそ、「数年」というスパンで準備し、

家族やパートナー企業などとも

何度も打ち合わせを重ねています。

生活は極めて安定していますし、

挑戦するにあたって正直不安はありません。

突発衝動的に動いているわけではないので

ご理解ください。










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