【5926】大学への恩返し。

2021年3月24日(水)

ノンストップで17年目突入。

連続更新5926日目の超個人的日記です。


◆甲子園


センバツ甲子園にて。


後輩が今回、監督で出場。

(間違いなく「名将」として

名を馳せることになる監督です)


1年ぶりの球春。

テレビに耳を澄ますと、

実況しているアナウンサーが後輩。

その隣の解説者が同期。


私が当時野球部で一番仲が良かった同期は

今や日本ハムファイターズのスカウト部長。

大谷選手を口説き落としたことでも有名で

プロ野球ドラフト会議の時に

元気な様子が見られるのが楽しみ。


学生時代に頑張って取り組んだことで

10年、20年、30年と仕事ができてるって

素晴らしいですね。


と思ったら、私も(野球ではありませんが)

学生時代に学んだことをそのまま仕事にし

それで生活をしています。


そう考えると・・・

大学での環境・学びには感謝してもしきれません。

親に学費や生活費を投資してもらった

何倍もの経験や価値を享受しました。


「何も言われない」

「ほとんど何も教わらない」

「自分で感じて、自分で動き、自分で掴め」


そんな大学生活だったと思う。


「大学がやってくれない」

「先生が教えてくれない」

「大学のここがおかしい」といった

批判や反論など皆無だったし、

そもそも自主自立、自分で考え、動き、

自己責任で4年間を送るよう

「放置」され続けた気がします。


◆思い出


大学1年生、初めての前期試験。

(他学部での話ですが)

ヘルメット被って、鉄パイプ片手に

拡声器を首からぶら下げてる人たちが

教室にドヤドヤ入ってきて、

試験をみんなでボイコットするべく

「一斉に机と椅子を高く積み上げろ!」

「扉を塞いで教授が入って来れないように!」

という指示を受けたという衝撃。


それで試験が次々に中止になり、

レポート提出に代替されたという衝撃。

(大学がこのヘルメット部隊に負けた衝撃)


さらに、その活動を扇動していた人が

実は他大学の、しかも30代・40代といった

「卒業生のおっさん達」だったという衝撃。

(他の大学に勝手に入ってきて試験を

中止させるなんて、想像できますでしょうか?)


そして、自分が最高学年になった際

その方々の行き過ぎた活動から大学を守るために

学生代表として彼らのアジトに行き

交渉を行った時の衝撃。


半地下の薄暗い通路に多数のヘルメットと

鉄パイプが並んでいる中を入っていくと

その部屋の掲示板のようなボードに

いつの間にか隠し撮りされた

「私(他数名)の写真」が貼ってありました。


「ヤバいとこ来ちゃったな。。。」

「生きて帰ってこれるかな・・・」

「有事になっても大学は放置するだろうな」

などと思ったのを覚えてます。


*交渉は無事成立。

その方々も非常に熱い思いを持ち

活動されてるのを伺い、

話が盛り上がった記憶もあります。



いやーーー

大学を、学生生活を

満喫した気がする。



毎月やってくる大学からの

寄付金依頼の申し込み用紙。


明日の卒業式を前に

「そろそろ恩返し始めないとな」と

いろいろ思案した1日でした。








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