【5872】ひとつの朝。

2021年1月29日(金)

ノンストップで17年目突入。

連続更新5872日目の超個人的日記です。


◆2つの朝。


新コンテンツワーク

「2つの朝」を考えていた一昨日の朝。


実は、そこから、

「ひとつの朝」を数十年ぶりに思い出し、

高校生活が蘇ってきたのが、

この3日間書いている内容の

すべての起点です。


受験一辺倒の不条理な学校生活の中で

廊下の掲示板に貼られたテスト結果で

いかに一番右側(学年1位)に

名前が近いかを競っていた3年間。

私は壇上に立ってマイクを持ち、

思いを伝えることで自らの小さな自尊心を保ち、

苦しい受験戦争から逃げられる

居場所を作っていたのかもしれません。


そんな高校時代、

何を思ってこの歌を歌ったのか。


当時の思い出が、一昨日の朝

数十年の時を経て

当時の音を奏でるように蘇ってきました。


◆ひとつの朝


鹿児島県民ホール(現:宝山ホール)

キャパ1500名満席の中、

眩しいライトを浴びて

ステージに立ちました。


会場の持つパワーに圧倒され、

初めて人前で武者震いした経験。


そっから講演やら生放送やら

何千回も前に出る体験をしましたが

「自分の身の丈を超える緊張感」

初めて味わったのがこのホール。


コンフォートゾーンの外側でした。


あの当時、どんな気持ちで

この言葉の意味を捉え、

この詩を歌ったのか。


そんなことを思い出しながら

久々に聴いたら、歌詞がしみた。


◆さらに、筑後川。


そっから同じく仲間と歌った

Nコンの課題曲でもある

筑後川「河口」を視聴。


涙腺崩壊。



おそらくもう会うことはないであろう

同時の仲間たちの顔が何人も思い出され、

「高校時代って暗黒じゃなかったんだ」と

歴史が塗り変わった気がしました。


同時に、何なんでしょう?

あの頃もがいていた自分を許せたというか、

「よく耐えた」と癒し励ましたというか、

なんか清々しい涙が勝手に流れた感じでした。



「ひとつの朝」で時代を超え、

「筑後川」で空間を超え、

記憶は芸術棟のレッスン室へ。


名曲中の名曲。

歌詞を噛みしめながら

お聴きください。


PRECESSION ! TAKASHI UEHARA OFFICIAL BLOG